地理感覚を鍛えるために心がける二つのメソッド

ブログは適当に書くことにしました。主に気分転換。

今回は僕の数少ない特技である「道に迷わない」ということについて、説明したいと思います。
以下の心掛けは物心ついたときから自分が実践していることなので、道を覚えるのが苦手な人にとってどれくらい難しいものなのかわかりませんが、暇なので説明します。
最低限の地図を読めることは求められますが……

ざっと以下の通りです。

1:自分がどちらを向いているかを常に意識する
2:線路の伸びる方向を意識する

どちらも見たとおりです。もちろん重要なのは1で、2は補助的な心掛けです。

自分がどちらを向いているかを常に意識する

みなさんのほとんどは地図を見て東西南北を考えることはできると思います。しかしながら、東西南北は客観的な方角であり、実際に自分視点でどちらが北かということはなかなかパッと出てこないのではないでしょうか。どちらに向かえばいいのかすぐにわからないのは、地図上の方角と主観的な方角をすぐに一致させることができないからだと思います。その解決策として、「自分が東西南北どちらを向いているか」を意識することによって、客観と主観両方の方角を瞬時にマッチさせるのです。

僕がこの意識付けを始めた原体験は小学校時代にあります。僕の通っていた小学校はL字型をしており、それぞれ「西校舎」「北校舎」でした。方角を習うまでは(確か三年生だったと思います)何となくにしこうしゃ、きたこうしゃと呼んでいましたが、方角の話を聞いた途端に頭の中で歯車がピッタリ合ったような感じがありました。学校がどちらの方向にあるか大体でもわかれば、校舎の向きから東西南北がわかります。これによって僕は行動するときに方角を強く意識するようになりました。

線路の延びる方向を意識する

僕は車に乗らないので、ドライバーの方には参考にならないかもしれませんが……
例えば、新宿駅に来る線路は全て南北に延びています。中央・総武線新宿駅付近では南北に延びています。つまり、新宿で視線が線路と平行になっていれば、自分が向いている方向は少なくとも南北どちらかということになります。大阪で言えば、大阪駅は東西に伸びているので、線路を見れば主観的な前は東西か南北かはすぐにわかります。これに慣れると、一気に前項のメソッドを身につけることができます。

また、これに付帯するプチ・メソッドとして、「改札・出口にある東西南北の文字を見逃さない」「自分が乗ってきた電車がどちらへ走っていったかを意識する」を加えるとより効果的です。東改札口をでたならば自分は間違いなく東を向いており、南改札口を出たなら間違いなく南。そして、例えば新宿で山手線渋谷品川方面の電車を降りた場合、路線図から電車の進んでいく方向が南であることは明らかなので、目的地が北寄りならばホームの進行方向から後方の階段を降りれば目的地に近いところで降りることができます。

難しいのは秋葉原など線路が交差している駅です。僕も上京したての頃はよく方角を間違えました。その辺は慣れでカバー!方角がよくわからなくなったら、月や太陽を見て頑張りましょう。


以上の二つにテクニックを身につければ、細かい道なんてわからなくても大体の方角さえわかれば目的地にたどり着けるようになります。保証はしないけど!説明は以上です。何かわからないことがあったら聞いてください!